エメラルダス EMERALDAS

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トラブルレス。集中力を保ち続けられるインターライン

トラブルレス。集中力を保ち続けられるインターライン

トラブルレス。
だから「張り詰めた気持ち」が切れず、保てる

ストイストのインターラインモデルに、ロングロッドの99LMLというモデルが加わることになった。

「少し小さめ、軽めのエギを扱うのが得意なロッド。春の藻場の本当にスローな釣りとか、日本海側の3号とかの釣りなんかに合うようにセッティングした竿ですね」

もはやエギングにおけるインターラインの使い勝手のよさは浸透済みだろうが、改めて長所を挙げるとすれば、「軽いし、飛距離も十二分に出るし。あとは、なんといっても風が強いときとかのトラブルが少ないのがエエよなと、最近、特に実感するよね。ストレスが溜まらない竿です。これは99LMLではなくて同じインターラインの83Mを使ったときのことやけど、春先にレッドモンスター(大型アカイカ)を狙って、連日、夜の磯に立ってたときに感じた。レッドモンスターなんてそうそう釣れるもんでもないし、夜の真っ暗な磯場やし、春やから風も強い日があるしで、だんだん集中力を欠いてくる。するとアウトガイドの竿を使ってると、風にあおられたラインがガイドに絡んでるのに気づかないまま振り切ってラインがバチーンと切れたり、磯の上にタックルを立てかけておいたときに何かの拍子でラインが傷ついて切れたりして、仕方なく真っ暗い中でノットを結び直す羽目になったりする。するとイライラしてペースが乱れるわ、モチベーションが下がるわで、よろしくない方向になる。で、インターラインに持ち替えてみたら、それ以降はまったくトラブルが起こらない。スムーズに釣りができるのって、こんなに素晴らしいことやったんやと、実感したなぁ」

ストレスなく釣りができるインターラインのよさを、山田は語ってくれた。

「99LMLの話に戻ると、こういうロングロッドを扱うときに頭に置いといてほしいのは、もちろん短い竿と同じように扱わないこと。シャクるときも、長い竿は小さくシャクれば、それだけで十分にエギが動きますから。いくら軽く作っているとはいえ、短い竿と同じように激しくシャクるとさすがにしんどいです。例えば、両手で持って軽くシャクるだけでも十分。ロッドは、その長さに合わせて、シャクリ方も自分で調整してやるといいんです」

99LMLは、秋イカにもピッタリのスペックでもある。秋イカであっても、一杯ずつ、楽しみながら、戦略を練りながら、ていねいに獲っていく。「一杯」が味わい尽くせる竿なのである。

インターラインの操作性
「夜のレッド(アカイカ)やるときなんて、
ホンマに楽やからね」

キャスト切れなどのトラブルがなく釣り続けられること。そして風に強いこと。アウトガイドと比較したときに、その部分の使い勝手のよさが際立つのがインターラインだ。それは心に余裕を生んでくれる。夜釣りでもインターラインのストレスのない使い心地は際立つ。

キャスタビリティ
「一生懸命、投げたり、シャクる必要はない。
長い竿は軽く操作すればいい」

ロングロッドの場合、キャストもシャクリも、それほど力を込めてやる必要はない。長さのある分、軽く振ればエギは飛ぶし、軽くシャクればエギは動く。ショートロッドと同じ感覚でやると、シャクった場合などにエギが動きすぎて釣れないとか、腕に負担がかかる結果になる。ロングロッドはゆったりしたリズムで釣る竿なのだ。

山田の愛用リールはイグジスト

特にノーマルギア・シングルハンドルを多用する。感度がノーマルギアのほうがわかりやすいのだとか。でかイカ狙いにはセルテート3000番台も使用

ダイワ最高峰インターラインエギングロッド『STOIST AGS IL』に最長モデルが追加

EMERALDAS STOIST AGS IL 99LML [INTERLINE MODEL]

エメラルダス ストイスト AGS IL 99LML(インターラインモデル)

■99LML
ロングロッドでありながら、無駄な贅肉を削ぎ落としたブランク設計により、想像を絶する軽さを実現。ロングロッドにおけるジャーク時のダルさを排除し、STOISTの特徴であるしなやかさを残した絶妙な調子に仕上げた。柔軟なL(ライト)のティップにML(ミディアムライト)のバットを組み合わせることで、2.5~3.5号までのエギの飛距離、操作性も大幅に向上。そして、インターラインならではのトラブルの少なさは、夜間や強風時においても軽快なエギングを約束する。

EMERALDAS STOIST AGS IL 99LML
[INTERLINE MODEL]

山田ヒロヒト

山田ヒロヒト

ヤマラッピの愛称で知られる、エギングのスペシャリスト。日本全国のエギングフィールドを飛び回って釣りをした経験を、ストイストをはじめとするエメラルダスの各シリーズにフィードバックする