感度超特化仕様。
SMTT搭載
『SMT』とは、スーパーメタルトップ。穂先に柔軟性のある金属、超弾性チタン合金をセットしたものだ。すると、金属の高伝達力によって水中のわずかなノイズも手元に伝えてくれる。また、高い柔軟性は、わずかなアタリでも竿先の入り、動き、揺れといったものを生んでくれる。
「『SMT』は、潮が動いている夜なんか、特に面白い。この竿のテストのときにも、ダイワの担当者とふたりで笑ってましたね。スゲえなって。でも・・・・・・」
「『SMT』を搭載すると、待つことが楽しい竿になる。エギングは、エギを止めて、着底やアタリを待ってる時間がすごく長い釣りだから。待っている間にやることのひとつに、手元に伝わってくる振動から、海の中で自分の投げたエギに何が起こっているか、想像していくってことがあるわけでしょ? 『SMT』の情報伝達力があれば、そこが楽しくなるんよね。待ってる時間が楽しいっていうのは、すごく素敵なことじゃないかなって。だから『SMT』」
確かに、『SMT』が搭載されたロッドは抜群の操作性があるとはいえない。ただ、それと引き換えにするように、抜群の感度を備える。そんな『SMT』の能力を、強烈なまでに支持するファンも多いのだ。
そして、今回のモデルはショートロッド。短い竿は感度がいい。
「ホンマそうやね。すごいよ。それに全体的にきれいにパワーをもたせることができたかな。ティップからベリーは、流れの重さを感じたときにちょっと入る感じ」
76M-SMTTのティップは、正確にいうと『SMT』ではない。中空構造の『SMT』、SMTTだ。
「中空だから張りがあって、『SMT』の手感度を引き継ぎながら、操作感もいい。『SMT』慣れしていない人でも、それほど違和感なく使ってもらえるんとちゃうかな。使うエギは3号、3.5号。小場所なんかで軽快に使える竿やし、夜、手感度だけの世界になると、これがまた面白い。『SMT』の醍醐味を味わってもらえるはずです」
待つことを楽しむ竿
「SMTTは、エギを止めて待っている
時間をとてつもなく面白くしてくれる」
「エギを潮に流していくときやフォール中のアタリを待っているときには、柔軟な竿先に出るわずかな揺れを目で見ながらも、同時に手感度も必要になる。それをハイレベルで両立させるのが『SMT』でありSMTT。『SMT』がアングラーの手元にもたらすざわつきとか違和感が楽しすぎます。場合によっては何分もじっと待つ、その時間をワクワクしながら過ごせるのは素敵すぎるよね」
SMTT
「もうひとつ付いたTはチューブラーのこと。
チューブラーのメタルトップ」
金属である『SMT』は、通常、中身の詰まった、いわゆるソリッド状態で使用される。だが、ストイストの新作は、76M-SMTT。SMTTとはスーパーメタルトップチューブラー。つまり一般的なカーボンロッドと同様に、金属を中空にした構造のものが穂先に搭載されているのだ。これによって、『SMT』の感度伝達力はそのままに、柔軟な『SMT』よりも張りを出し、操作性を上げている。
操作性抜群のショートレングス超高感度「SMTチューブラー」搭載モデル
EMERALDAS STOIST AGS 76M-SMTT [OUT GUIDE MODEL]
エメラルダス ストイストAGS 76M-SMTT (アウトガイドモデル)
■76M-SMTT
狭い場所でのキャストや小場所でも取り回しのよいショートレングスモデル。3.5~4号クラスのエギをしっかりとジャークさせることが可能なトルクフルなブランク、長時間に亘るジャークにおいても疲労しにくい軽量バランス設計。そしてティップ部にはディープエリアからのわずかなアタリでもしっかりアングラーに伝達することが可能な超高感度「SMTチューブラー」をエギングロッドとして初めて採用。『SMT』ソリッドと比べ素直なテーパーに仕上げているため、操作性と高感度の両立を実現。
山田ヒロヒト
ヤマラッピの愛称で知られる、エギングのスペシャリスト。日本全国のエギングフィールドを飛び回って釣りをした経験を、ストイストをはじめとするエメラルダスの各シリーズにフィードバックする
-
#01SHORE EGING STORY
-
#02SHORE EGING STORY
-
#03SHORE EGING STORY
-
#04SHORE EGING STORY
-
#05SHORE EGING STORY
-
#06SHORE EGING STORY
-
#07SHORE EGING STORY
-
#08SHORE EGING STORY